W連結トラックドライバーは運転歴 27 年

2019年1月に特殊車両通行の許可基準が緩和され、国内でダブル連結トラックの運行がスタートしました。バンテックでは、2019 年夏に本格的に導入し、現在静岡と京都間で運行しています。

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バンテックで導入されたのは、ドーリー式の 21 M フルトレーラーにウイングボディを架装した仕様で、大型トラックのほぼ倍の荷物を一度に運べます。

このダブル連結トラックを導入当初から運転しているのが、ドライバー歴 27 年の鈴木ドライバーです。

 

鈴木さん、通常のトラックやトレーラーと比べて運転の感覚は違いますか

ー 鈴木さん
通常のトレーラーより全長が5mほど長いので、感覚をつかむのが難しいですね。それと、トラックとトレーラー両方の特性があるので、バックをするにも両方の特性を見極めながら、頭で考えながら操作しています。想像していたより難しいですね


トレーラーのバックは、ハンドルを回す方向が普通自動車やトラックとは逆と聞きますから、トラックとトレーラー両方の特徴があるとなると、初めの頃はとてもチャレンジングなお仕事だと思うのですが。


ー 鈴木さん
27 年トラックを運転してきて、これまで積み上げてきた経験を活かしたい・新しいことに挑戦したい、と思い、ダブル連結トラックのドライバーに挑みました。最初の内は難しく感じましたね。


モニターなどはついていたりするんですか?


ー 鈴木さん
ヘッドの後方、後ろのトレーラーの後方、それから左の側面を見るモニターが付いています。通常のトレーラーは後方部分のみですが、目視確認が難しい分、多くついています。

 

普段気を付けていることを教えてください。

 

ー 鈴木さん
安全を優先するために、交差点などで大回りしています。小回りでもいいとは思うんですが、安全を優先するために今はこのような操作になります。あと、通常のトレーラーより 5 m 長いため後方まで目視できないので高速道路などでの車線変更時には特に気を配っています。

 

最後に一言いただけますか?


ー 鈴木さん
バンテックで初めてW連結の運行なので、自分が運転して得た経験などを若い方につないで行きたいと思っています。

 

物流企業にとっての第一優先は、安全にトラック・トレーラーを運転すること。歩行者、走行車両、近隣の皆さんの安全を守るため、そして、お客様の荷物を大切に運ぶため、バンテックでは日頃から安全意識向上のための取組を行っています。ダブル連結トラックも、導入前に集中的な訓練を実施し、運行しています。

 

バンテックの W 連結トラックについては、こちらからお問い合わせください

 

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